器用不器用

こんにちは。ゆりりうすです。

この間はだいぶ興奮の回になってしまい、申し訳ないです。

でも、給食ってみんな共通の話題だし、いくらでも色々なことを思いだしませんか?それで、この間書きそびれた事を2つ。皆さんにもお聞きしたい!

1つ目は前回、私は東京23区、旦那は福岡県で給食を食べていたと言いましたが、三角紙パック牛乳派もビン牛乳派も

「紙パック牛乳(ビン牛乳)って水で薄めてあるらしいよ。だから生徒の背丈が伸びないんだって。」というようなことが言われていました。世代的なものなのか、都市伝説的なものなのか。なぞです。

2つ目はパンのこと。私と旦那では食べていたパンが違いました。私は給食パンと言えば食パンでしたが、旦那はコッペパンだと言うことでした。コッペパンは揚げパンの時だけだったなー、確か。これは地域で違うのか、世代で違うのか。どうなんでしょう?

ところで、昨日悲しいお知らせがありましたね。あの高見ノッポさんが昨年亡くなっていて、半年以上経って、ご本人のお誕生日の5月10日に発表されました。

私もノッポさんを見て、「できるかな」を見て育った口です。

最終回の放送の時に(二十歳を過ぎてたけど)初めてしゃべって、たまげました。でも、優しい声をされていて嬉しくもありました。

皆さんもノッポさんで色々思う事があると思いますが、私が一番嬉しく、一番救われたと思ったのがセロテープでした。この出現が画期的でした。

保育園の頃から工作する時は糊を使っていたので、なかなか上手くいかなくて、途中でグシャグシャになり嫌になってしまうことがしばしばでした。何しろ不器用な子(いや、今でも)でした。

だから、ノッポさんがセロテープを使ってパントマイムで楽しそうに工作をしてくれたことは、私にとって「それでいいんだ!」という発見をさせてくれたものでした。

88歳だったんですね。素敵な本物の生き方をされた方でした。

謹んで、ご冥福をお祈りします。

それにしても、そのテープ以前に子供時代を過ごされた人って、器用な人が多いんですね。家の父もそうでしたが、小刀、糊、ノコギリ、何でも使えましたね。

ジブリ映画「となりのトトロ」でも、かんた君が飛行機を「ブーン」と言いながら、飛ばす真似をするところがありましたけど、あれも全部昔からある物で作っていた感じ。仕上がりがとてもキレイに見えました。

それだからなのか、父はプラモデルもきっちり作れる人でした。何でもないことのようにキレイに作っていました。

それから、戦中派だからなのかハーモニカが上手かったなー。和音と主旋律(メロディー?)を同時に吹くことが出来て、一体どうやっているのか不思議でした。

旦那のお父様(私はお会いしていないのです。早くに亡くなられました。)もハーモニカが上手かったらしいです。

じゃあ、今の子が不器用かというと、そうでもないです。ただ遊ぶ物が昔と違うので一見不器用かのように映るだけです。やはり子供ってすごいですよ。

家の子供が小学生の時(男の子2人時代)。ゲームをやる時コントローラーを使うじゃないですか。あれをまるで蜘蛛なのかと思うような手の動きで、画面を見たまんま手元を見ないでやっているのを見て、驚きました。全然、今の子不器用じゃないです。スマホでもパソコンでもそうで、本当、さわるものが昔と違うってだけですよね。

私はアナログ人間なので、このブログを書いている時も、突然分からなくなると「助けてー!」と叫びながら息子の部屋に飛び込みます。迷惑母さんです。

スマホが動かなくなると「あっ、爆発する!」って思ってしまうので、もうお婆さんか!いや、今のお年寄りの方が出来るのかも。途中、トイレに行く事もままなりません。

助けて、ドラえもーん!です。