今日は生理の話

こんにちは、ゆりりうすです。

最近、すごい生理用品があるということを耳にしてしまいました。

なんと、トイレットペーパー型の生理用品です!ロールに1つ1つナプキンがパッケージに入ってつながっていて、必要な時に切り離して使えるんだそうな。

画期的ですよね。すごい。これなら学校なんかで女の子が男の子の目を気にしないで入れますよね。

だから、どの学校にも設置して欲しいなあ。それが無理なら女子トイレには生理用品が用意してあるとか。夢みたい。

昔、図書館に勤めていた時に矢野顕子さんの本「ひみつのアッコちゃん」という本があって、矢野顕子さんが様々なテーマに挑戦していくんだけど、その中にユニチャームに1日入社みたいな企画があったんです。で、アッコちゃんがびっくりしたのは会社の女子トイレには当社の生理用品の新製品が大きなカゴの中にいっぱい山盛りなっていてドーンと置いてあることで「いいなー、うらやましい!」というようなことを言っていました。

生理の貧困なんて言葉が出来てしまいました。

この国の人が女の人を大切に思ってくれるのなら、是非女子トイレにいつでも誰でも新しい生理用品が使えるように設置して欲しいですね。そういう予算を国が取ってくれないかしら?

実は私も、生理になった十代からずっと生理用品は自分のおこずかいから買っていました。それには訳があります。

初めて生理になった時に丁度家のトイレでなったので、トイレを出てから部屋にいた母に「なっちゃった。」と言ったら「メンス?」と聞いたのです。メンス?えっ、いつの時代?

それで母が私に用意したという生理用品をもらったんですけど、これ、いつので、どこで買ったの?っていうくらい何か厚ぼったくて大きな使いにくそうな物でした。私はそれでも、あの母が私の為に用意してくれたんだから「ありがとう。」といって受け取り、女友達に教えてもらった今時の生理用品を買いに、薬局まで走りました。それからずっと自分で買っていました。母は不思議な人で、それ以来私に生理のことも生理用品のことも聞くこともなかったので、自分の少ないおこずかいから毎月買っていました。おかしな母ですよね。娘の生理には全く興味がなかったようです。

生理といえば、私の小学生の頃、女の子は五年生になると女の子だけで、教室じゃない部屋に連れて行かれて、生理の仕組みと手当てについて教わるのです。私の時代はスライド(今の若い人は知っているかな?)で仕組みを教わるのだけど、何だかひどく分かりにくかった。その上、そこで紹介されていた生理用品は「えっ、戦前?」って思うくらいの何か四角いガーゼに紐みたいな物がついていて、その上に脱脂綿のような物を乗せて体に付けてパンツをはく、というのだった気がする。

これ見て、まだ生理を迎えていない子が分かると思います?結構難しかった上に私の理解力が全くついて行かなくて、とても奇妙なものになってしまいました。

どう理解したかというと、まあ女の子の穴からパチンコの玉みたいな白いものがザーっと出てくると思ったので、えっ、それだとパンツに玉が山盛りになって男子にばれちゃうよな!と。で、それが1週間も続くなんて、どうやって学校に通えばいいんだろう、と頭の中が?マークでいっぱいになっていました。

それで心配になったので友達に「ねえ。」って私が理解した事を話して「そんな事になっちゃうの?」と聞いたら、「えっ、違うよ!」ってすごく驚かれて、女の子3人くらいにどうなるのかを説明してくれました。おかげで、どうなるかは理解できたけど、私の答えに友達は本当にびっくりしていました。

そうですよね。本当に当時から私の頭の中は変なことになっていました。まあ、それは三つ子の魂百までで、今に至るまで時々考えられない理解と間違いを仕出かします。

男子はお決まりの「ねえ、何の話だったの?」と聞き、女子は「教えない。ひみつ。」というお決まりの答えをやっていましたが、私の考えたことなんか話せませんでしたね。

だって、それは人間じゃないですよね?

っていうか地球上の生物でもないです!